Diego AponteはMSC Mediterranean Shipping Company SAのグループ社長です。

海運を中心とした海事学を学びました。1997年にMSCに入社し、まずジュニアエンジニアとして船舶に乗り込み、実地での技術的経験を積みました。その後、ソレントのMSC Shipmanagementで海事に関する幅広い知識を身につけました。ジュネーブのMSC本社に入社してからは、中南米や米国の貿易航路を含む全ての部門に携わってきました。

1990年代後半、MSCがコンテナ産業の長期的な成長を促進するために、ターミナルのインフラに投資する機会を見出しました。2000年、Terminal Investment Limited S.A.(TiL)を設立し、同社は世界最大のターミナル運営会社の1つとなりました。現在、DiegoはTiL社の会長を務めています。

2006年からは、父であるGianluigi Aponte船長と共に副社長として事業に携わり、2014年にMSC Mediterranean Shipping Company SAのグループ社長兼CEOに就任しました。